Bar R - 豆知識

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INDEX

1. Gueuze Lambic(グーズランビック)
2. ボジョレーヌーボーとは?
3. The Glenlivet


1. Gueuze Lambic(グーズランビック)

 グーズランビックは、熟成させたランビックと発酵を終えたばかりの若いランビックをブレンドし、ボトルに詰めて二次発酵させたもの。
 非常にドライ(辛口)な口当たりを特徴とし(ほのかな甘味を持つ場合もある)、アロマとフレーバーについては酸味とフルーティーなエステル香がはっきりと感じられる。
 原料に関しては、大 麦麦芽と製麦しない(麦芽にしない)小麦、および長年貯蔵して古くなったホップが使われる。麦芽の甘味はまったく感じられない。ホップの苦味はきわめて微弱。ダイ アセチルは、不可。常温・低温での白濁は問題ない。口当たりは非常にドライで、ライトボディである。
  ブリッセル地区でつくられるランビック以外は正式なランビック と認められず、"ランビック・スタイル"と表示される。
(ビアスタイル・ガイドライン 日本地ビール協会HPより)

 ベルギーブリュッセル近郊で作られる個性的なビール。野生酵母を使うユニークなビール。オーク樽で熟成される。最初の発酵のあと樽の栓を閉めての発酵は2年半〜3年に渡る発酵を続ける。 ランビックの野生酵母は発酵の途中で乳酸(ビールを酸っぱくし、ウオッシュチーズやたくあんに似た匂いをつける)とフェノール化合物(なめし皮のようなにおいをもたらす)を作り出す。 ボトルに詰めてからの熟成期間も長いほどよく、1年半以上寝かせたものをオールドを意味する「アウデ」Oudeと呼ぶ。
  今回の入荷品も賞味期限が軒並み2023年!!とかになっている。ボトルの中で熟成していくビール。

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2. ボジョレーヌーボーとは?

 「フランス・ブルゴーニュ地方ボジョレー地区でその年最初に採れた赤ワイン」
のことで葡萄の種類はガメイ種を使うことが法律で義務づけられている。

 通常、ワインは2〜3年熟成させるのを2〜3ヶ月の早仕込みで出荷する。

 もともとは、その年のワインの出来をみる意味があったが、、
各地のワイン通の人達が競って解禁日に飲めるよう取り寄せたことから、
世界各地でもお祭気分で解禁日に飲むことを楽しむようになった。

 その年の11月の第3木曜日に販売が解禁される。
日付変更線の関係で、先進国ではオーストラリアに次いで日本はいち早く解禁日 を迎える。


※ボジョレーヌーボー・ヴィラージュとは?
ボージョレ地区は、北部と南部で地質が異なるため、北部の方が優れたワインができる。
ヴィラージュは、北部の村を含む約40の産地で造られるものがヴィラージュとして格付けされる。
ボジョレーよりも格付けがワンランク上になる。

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3. The Glenlivet

スコットランド北部、スペイ川に流れ込むリベット川の谷にある
スコッチ史上名を轟かした蒸留所。
政府公認になった初の蒸留所であり、現在はシーバスグループの傘下である。
(もちろんシーバスリーガルにブレンドされている)
あまりの評判の高さにかつてスペイサイドにあった蒸留所は
自分のところがスペイ川からはるか遠くにもかかわらず
この「グレンリベット」という名前が「スペイサイド」
と同義語であるかのように自分のウイスキーにも
この名前を載せていたが問題視され
結局この所有者のシーバスのボトリングしたウイスキーのみが
「THE」という定冠詞をつけて名乗ることが許されている。
(ボトラーには許されていない)
現在シーバスブラザースは国際的なペルノリカールの傘下である。

英語の達者な方は公式HPもご覧ください。
http://www.theglenlivet.com/index_ie.html

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